1.3つのC
1.コミュニティ(仕組み)
2.コミュニケーション(強化策)
3.カウンセリング(一体性のもたらす経済社会的優位性意識を醸成)
2.上記に貢献する「経済」の仕組み
1.次世代リーダーの選抜方法
2.一族事業の戦略・財務開示
3.公平な分配や一族事業での就業機会の提供
4.少数株主の保護
5.一族間の財務面での支え合い
6.持ち株買い取りについての事前ルール
いうまでもなく
権力集中は家族を分断するベクトルです。
かといって闇雲に共和・共有状態を目指し、拡散を放置するのはまた、無限のカオスを招きます。
どうしたらいいのでしょう
キーワードは、「適度な忍耐」です。
個人を守り、かつまた人間関係を守るためのもの
その「適度な忍耐」を仕組み化する。
忍耐「しかない」家族は精神を病む
忍耐「のない」家族は人間関係を壊す
中庸を実現するために知恵を絞る
それがファミリーガバナンスなのです。